第16号(1996年9月発行第8巻第2号)
表紙写真:東太平洋海膨の鳥瞰図
東太平洋海膨南部のプレート拡大軸とその周辺の海底地形の立体図像。水深に従って色分けし、東から光をあてて陰影をつけてある。図の上が、北10度東の方向。図の上下は、ほぼ、南緯17°00′から180°45′の間で、およそ200km。左右は、ほぼ90kmの幅で、上下方向に圧縮されている。中央の直線的な高まりが、現在、世界で最も拡大速度が早いと見られている(平均して年間16cmの割合で新しい海洋プレートが生成されつつある)海洋プレートの生成軸。数カ所で左に軸がずれている。また、図に示した付近では、軸の地形的高まりの頂上付近に幅1km程度の谷地形が見られる、軸の両側には、いくつかの海山が形成されている。科学技術庁の研究プロジェクト「リッジフラックス計画」で得られたマルチビーム音響測深機のデータから作成。 |
口 絵
アーノレワン・ロボットの和歌山県田辺沖での長時間潜航試験(左)
日本近海月別平均海流図(右)
論 説
研究ノート
紹介記事
会告・学会記事(p.47)
文献情報(p.65)